結局、実家には有線回線を導入せず、代わりに SoftBank Air を導入しました。
SoftBank光 マンションタイプの断念
最初は、SoftBank光のマンションタイプに申し込んだのですが、4ヵ月待たされたのちに、実家のマンションには、マンションタイプの設備が設置されていないことが判明し、ファミリータイプの導入を打診されました。
遅れたこと自体は、NTT西日本のトラブルの影響もあるでしょうし、オペレーターの方も「他社のサービスを検討して進めてもらってもかまいません」と代案も示してくれていたので不満はないのですが。
管理人に確認した結果、実家のマンションにはドコモとAUのマンションタイプの設備が設置されていることがわかりました。これらを導入することも考えたのですが、その場合、スマホの割引を受けることができません。
ドコモやAUのマンションタイプの価格と、SoftBank光ファミリータイプの価格およびスマホの割引率を比較したところ、SoftBank光ファミリータイプの方が安くりました。ので、ファミリータイプの導入を申し込みました。
SoftBank光 ファミリータイプの断念
が、工事日の一週間前ぐらいにキャンセルしました。原因はマンションの立地と私の認識不足です。
ファミリータイプの場合、住戸に直接光回線を引き込む必要があります。戸建ての場合、近くに電柱から引き込めますが、マンションの場合、以下の問題がでます。
- 電柱からの引き込みは可能か?(特に高中層階)
- 引き込み線が他の住戸および共有エリアに影響を与えないか?
- 管理組合の許可は取れるのか?

上の図は、あくまで想像図ですので、実際はもっと上手い工法があると思いますが、どうであれ、隣人および管理組合との軋轢は避けたいところです。特に今回は、自分の住居ではなく実家です。実家も近所や管理組合ともめてまで光回線を導入したいとは思っていないでしょう。
SoftBank Airの導入
再度、ドコモやAUのマンションタイプも検討したのですが、空きが無い可能性もありますし、長期間、固定回線が使用できないと、いろいろと不都合が生じます。そのため、手軽に導入できて、かつ、SoftBankのおうち割が適用できるSoftBank Airを導入することにしました。

SoftBank光マンションタイプを申し込んだ場合、開通までの間、SoftBank Airを無料レンタルできるサービス(2021年10月現在)があります。これを利用し、JCOMを解約してから、レンタルしたSoftBank Airを3ヶ月ほど使用していました。
SoftBank Airは無線回線(4Gや5Gなど)を使うため、有線回線より環境の影響を大きく受け、極端に遅かったり、頻繁に回線の切断が発生する可能性があります。事実、実家のSoftBank Air(4G使用)を経由した回線速度は 7 ~ 9 Mbpsです。

ただ、高速な回線が必要かどうかは、用途によります。実家で、SoftBank Airを3ヶ月間運用した結果、特に不満は発生していません。よく使っていたのは、Webサイトの閲覧、メッセージの送受信と動画の視聴です。これらに限るなら、SoftBank Airの速度でも十分です。
これらを勘案して、実家にはSoftBank Airを導入しました。
SoftBankの回線契約者が直接申し込めば、SoftBank Airの手続きはスムーズに進みます。水曜日に申し込んで、4日後の日曜日には届きました。
おうち割の手続き
申込者は自動的に「おうち割」が適用されますが、申込者以外は、SoftBankの店舗で手続きする必要があります。月額で税抜き1,000円、年にすると12,000円の割引です。他に適用できる人がいるなら忘れず手続きしましょう。