公開日:2020年10月04日
FX取引の練習結果、第2弾です。
デモ口座で練習すると言いつつ、ずっとリアルのFX口座で取引しています。どうやら、私は、実際の金銭が動かないと練習に身が入らない性格のようです。
あんまり良くない性格ですね。
月曜(2020-09-28)から金曜(2020-10-02)の5日間、1日の利益の目安を1,500 – 2,000円にして取引を練習してみました。
その結果、以下の事を実感しました。
なお、FX取引日数が5日間という短期間の実感なので、後日、変わるかもしれません。
- 損切り大事
- 最低限のファンダメンタルズ要因の知識は必要
- 売り買い両ポジションを使いこなせ
実際の結果としては、月から木曜日までは、予定どおりの利益を順調に上げ、正直「あれ、FXって簡単なのか?」とうぬぼれかけていましたが、金曜日、FX取引で得た利益(月曜日以前も含めて)を全て失いました。そう、例の「トランプ大統領のCOVIC-19感染」の影響です。
この5日間は「ドルを円高の時に買って、円安の時に売る」という買いポジションのみの取引手法を使っていました。

この手法で、金曜日の午前中までは順調だったのですが、買いポジションに入って、円安になるタイミングを指値で待っていたら、トランプ大統領のCOVID-19感染の一報がはいりました。
その後は、あっという間に円高傾向に。当然、買いポジションで待っていた私の損失は大きくなっていきました。なんとか元本割れを起こす前に売り切りましたが、根拠の薄い鼻っ柱はへし折られました。

でも、これは僥倖でした。
この経験は、冷静に自分の戦略(というより無戦略)の見直しを考える機会になりました。
今回の失敗の要因は以下です。あくまで自己分析ですが。
- 逆指値を使っていなかった
- ファンダメンタルズ要因を知らなかった
- 売りポジションを利用できなかった
- 使える資金を残していなかった
私はフリーランスで、主に自宅で作業しており、FX取引は、仕事用とは別のノートパソコンで片手間でしています。つまり、為替に大きな変動が発生した場合、いつでも対応できる!。。。ハズでした。
トランプ大統領のCOVID-19感染は、テレビのニュース速報で知りました。ほぼリアルタイムです。この時点でさっさと損切りをしていれば、損失はわずかなもので済んだでしょう。
が、私の中で「アメリカ大統領の体調が悪くなる→ドル安が進む」と結びつきませんでした。チャートも表示していて、刻一刻とドル安に向かうのも認識できていたのですが、損切りに躊躇してしまい、傷口を広げてしまいました。
また、もし資金に余裕があったら、ドル売りをして少しでも儲けをだせたと思うのですが、資金をフルに使っていたため、それすら出来ません。損失は広がり、儲ける機会は失うという残念な結果になりました。
振り返ると、為替相場の上げ下げが明確に予測でき、儲ける機会だったというのがわかります。また、逆指値を使っていれば、損失を軽微で抑えることができた可能性が高いです。
学びが足りず、根拠もなしにラッキーだけでも、4日間は利益がだせました。でも、それはギャンブルです。ギャンブルは、ほんのわずかな超強運な人を除き、いずれは100%負けます。
投資をギャンブルにしないため、月曜(2020-10-05)から心機一転して、また再出発です!
あと、投資は別として、トランプ大統領には回復して、早く選挙戦に復帰してほしいですね。誰がアメリカ大統領になるかは、世界中に影響を与えることですから、正常な選挙の結果として決まらないと。