公開日:2015年4月23日
アテネ2日目、本日は国立考古学博物館に向かいます。
アテネの国立考古学博物館はギリシャ各地の出土品が収められているギリシャ最大の博物館です。
規模で言えば、イギリスの大英博物館なみでしょうか?いや言いすぎかな。
ギリシャ彫刻と言えば、白い大理石と思っていたのですが、もともとは極彩色豊かだったらしいですね。
1900年代に色を削る暴挙が発生したとか。
なんとも。。。当時の文化を知る貴重な資料を。
経路
「地図ごしらえ」で国立考古学博物館の経路を調べます。
この「橙色の2」がGoogleマップで「路線電車」と表示されるのでトラムと思い込んでしまったのですが、どうやらトロリーバスのようです。
どちらも架線を使ってますが、全然別物。。。
指示に従い現地についても、当然トラム乗り場は見つかりません。
あれー?と思ったのですが、そこからの経路を調べたら徒歩で20分ぐらいだったので、結局歩いて行きました。
現状、アテネは地下鉄(メトロ)とバスでの移動が基本ですね。
国立考古学博物館
国立考古学博物館について、チケットを購入しようとしましたが、窓口に人がいません。代わりに白い紙が置かれています。
なになに。。。
幸運にも、この日は「International Monument Day」で無料の日でした。
この後に行ったゼウス神殿も無料だったので、年に何回か遺跡や博物館の関連施設が無料になる日があるみたいですね。
白い紙を受付の機会に通して、無料で見学開始です。
このとき、リュックサックなどは預けないとダメなようです。
ダンス?
青銅のポセイドン像、三叉矛は紛失したらしいですね
ゴールドクロスを発見
蛸!
いつも裸で作成されるアフロデーテ
ときどきツアー客の団体が現れて、展示室が混み合うことがありましたが、少し待っていると、すぐに別の部屋に移動するので、のんびりと見学できました。
こちらは融通のきく個人旅行なので。
昼食と散策
国立考古学博物館を堪能したので、次は腹ごしらえです。
昨日と同じ場所に行けば、タベルナが並んでいて好きなものを選べるのですが、また、同じように「こんにちは」と声をかけられるのも、少々疲れます。
どうしよっかなー。と思いながら「地球の歩き方」を見ていると、違う通りにもタベルナが並んでいると書いてあります。
今回はこちらに行ってみます。
ぶらぶらと通りを歩いていると「こんにちは、ありがとう」とまたまた、日本語で話しかけられ、そのまま店へ。
この店はメニューに日本語表記がありました。写真もありましたから、あまり意味ない気がしますが。
蛸のグリル、カジキマグロのステーキ、デザート(アップルパイとアイスクリーム)、ギリシャビールのアルファを頂きました。
全部で約30ユーロ、結構高くついた。。。
食べ終わって、ホテルに戻ろうと歩いていると、遺跡らしいものを見つけました。ゼウス神殿です。
予定外ですが、そのまま見学に向かいます。
ゼウス神殿
こちらも無料で入れました。
受付でもらったチケットです。
こっちはチェックする機械とかもなかったので、配る必要はないと思うのですが。
記念?
ここにあるのはゼウス神殿の柱と、その周辺の居住区(?)の跡のみです。
正直、ゼウス神殿以外あまり印象に残りません。まあ有料でも2ユーロですから良心的ですが。
これでアテネ滞在、1回目は終了です。
今回、行けなかった新アクロポリス博物館は、最終日の楽しみにします。
明日は長距離バスに乗ってオリンピック発祥の地、オリンピアに向かいます。
長距離バスに乗るまでが、また、大変だったのですが。。。