公開日: 2014年10月4日
出発日当日。出勤ラッシュを避けるため6時に家を出る予定なので、5時に起床。
前日のゴタゴタで、寝不足。
重いケースを引っ張りながら、関西国際空港へ。
関西国際空港
National RailのWebサイトで、クレジットカードでの購入がうまくいかなかったため、日本円をおろしておきます。
万が一、イギリスでカードが使えなくても、これを両替してしのぐ予定です。
チェックインを済ませた後は暇なので、空港内をプラプラ。
ありとあらゆる店があり、ここだけで必要なものは何でもそろうな。と思っていたら扇子を売っているのを発見し購入。
店員さんに「海外に着物をアピールしてきます」などと軽口をたたいてました。
着物で外出は初めてな私は、
- トイレで手を洗ったら袖がべしょべしょ
- 階段で裾を踏んづける
- 個室で帯を直そうとしたらトイレに落としそうになる
のように不慣れ感満載状態です。
とは言え、特に大きな問題も無く、経由地であるアムステルダム/スキポール空港に向けて出発です。
アムステルダム/スキポール空港
関西国際空港から、イギリスへの直行便は存在しないため、アムステルダム/スキポール空港で乗り継ぎます。
保安検査を通過して、イギリス/ヒースロー空港行きのゲートに向かいます。
保安検査のところで「ジャケットを脱げ」となっていたのですが、羽織は脱ぐのかどうかよくわかりません。
とりあえず、着たまま通っても何も言われませんでした。
このとき、スタッフに「(たぶん)Traditional costumes?」と聞かれたので「Yes, Japanese!」とちょっと気分良くなりながら、軽く答えてました。
これが、この空港でのピーク期でした。
イギリス/ヒースロー空港への乗り換え便は、余裕を見て、2時間後にしていましたので、その間に入国カードを記入します。
が、書き方がよくわかりません。
こんな時に頼りになる「地球の歩き方」は、預けたスーツケースの中です。自分のアホさに泣きたくなります。
そのとき、隣に日本人のご婦人の二人連れが同じように入国カードを書き出しました。片方の方は不慣れなようで、もう一人の方に書き方を聞いています。
そして聞き耳をたてる私。。。なんとかクリアー。
時間になり搭乗ゲートを出て、バスに向かいます。出口は回転ドアになっており、その向こうにバスが見えます。
が、トラブル発生!回転ドアが止まって動きません!
と焦っていたら、後ろの方に「Push!」と言われます。扉をよく見たら大きく「Push」と書いています。
あっ、手動か。。。日本の自動回転ドアに慣れすぎていました。。。恥かいた。
多少つまづきましたが、目的地であるイギリス/ヒースロー空港に向けて出発です。
イギリス/ヒースロー空港
時間どおりに空港に到着、入国審査の長い列に並びます。
待っている最中に、列の中に折りたたみ傘を半開きでさしている方を見つけて、何をしているのかなーと思っていたら、ツアーの添乗員さんでした。
どうやら目印にしていたようです。お疲れ様です。
自分の番がやってきて、
- 目的は?
- 期間は?
- ロンドンだけか?
- ホテル名は?
などと質問されます。
4番目の質問は最初に泊まるホテルだけを言えば良いかと思って答えたら、まだ待っています。
あれ?ひょっとして全ホテル名、答えなければダメですか!?
慌てて鞄の中のバウチャーチケットを探します。
ロンドンとエジンバラのはすぐに見つかったのですが、疲れている上に慌てているため、マンチェスターのが見つかりません。
焦っていたら、審査員に「OK」と言われます。
「英語力は低いが、危険は無い」と判断されたようです。
入国審査を乗り越えスーツケースを受け取り、ホテルに向かいます。
事前にプリントアウトした経路は「Heathrow Terminal1-2-3からEarl’s Court」となっていますので、まずはHeathrow Terminalに向かいます。
このとき売店の横に、SIMカードの自販機を発見したので、3(Three)のデータ通信が無制限のカードを、20ポンドで購入しました。
Heathrow Terminalに着きますと、自動券売機が置いてあります。事前に調べていた内容ではOyster Cardで行けるはずなのでが、この自販機では購入できません。イギリスの交通事情に疎い私はプチパニックです。
よく見ると現在地はTerminal4で、Terminal1-2-3へは無料で移動できると表示されています。よく分かりませんがとりあえず、ホームに向かいます。
ホームに着いて電車を待っていると、駅員に「You wait 2 minutes.」と言われます。何?なんで?
どうやら到着した列車に乗っている乗客が全員降車した後にセキュリティチェックを行うらしいです。
そのまま駅員は私に「(たぶん)Are you Japanese?You look nice.」と話かけてきました。
ちょっと嬉しくなり「Yes, I’m Japanese, This is KIMONO」などと言いながら、関西国際空港で購入した扇子を見せたりしてました。
少しした後、電車が来たので、乗ってTerminal1-2-3に向かいます。
が、Termnal1-2-3のホームから、またしても、どこに向かえば良いかわかりません。
なんとなく理解しているのはHeatrhow Expressではなく地下鉄に向かわなければいけないという事です。
もう、にっちもさっちもいかなくなってきたので、違うとわかりつつHeathrowの案内所で「I’d like to go to Earl’s Court.」と事前にプリントアウトしていた地図を見せながら尋ねました。
そうすると「Undergroundの表示に沿って行け」と言われます。地下鉄はUndergroundか。。。
指示通り向かって無事、Piccadilly Lineに到着、途中でUndergroundの表示が途切れる場所があって焦りましたが。
そして事前に調べていたOyster Cardの自販機も発見。クレジットカードが使えるかどうか試したかったので、クレジットカードでの購入をトライ、無事購入できました。
このとき、クレジットカードを機械から取り出すまでOyster Cardが発行されないのに気づかず、ちょっと慌てました。
そしてPiccadilly Lineに乗ってEarl’s Courtに向かいます。
実はEarl’s Courtはホテルの最寄りの駅ではなく、直通で行ける最寄り駅です。本当の最寄り駅はWest Bromptonです。
「乗り換えは、よくわからないからホテルまで歩けばいいや」
と思っていたのですが、もうヘトヘトで歩く元気がなく、迷わず到着できる自信もありません。
途中で通過する駅を見ていたら、乗り換えホームへの指示は見えやすい位置にあるのが確認できたので、Earl’s Courtで乗り換えて、電車でホテルの最寄り駅まで向かうことにしました。
が、乗り換えホームに着いたところで次の難関です。どれに乗れば良いかわかりません。
おたおたしていたらホームに電車が到着、行くの?行かないの?
悩んでいても仕方がないので、駅員さんに「I’d like to go to West Brompton.」と尋ねたら「これ乗れ」ってことを言われたので、乗り込みます。
そして、ついに、最寄り駅に到着です。事前の情報では、この駅からホテルまで、すぐらしいのですが。。。見つかりません。もう、かなりテンパってます。
「あーーーっもう」となっていたら、遠くの方に「ibis(泊まる予定のホテル)」の文字を見つけました。
助かったーという思いとともにホテルに到着です。
ホテルに着いたら「I have a booking.」と言いながらバウチャーチケットを渡したら、いくつか質問されました。
しかし、もうヘトヘトなので、質問にうまく答えられません。
「何泊で間違いないか?」という重要な質問もあったのですが、多分間違いないだろうと「Yes.」と言ってしまいました。
間違えてたらどうしよう。
Wifiが使えるということは知っていたので、それも質問しなアカンな、でもしんどいな。
と思っていたら、カードキーの入れ物にパスワードが書かれていました。ああ、よかった。
事前の情報ではフロントでしかつながらないとなっていましたが部屋でも普通に使えました。
これでロンドンでの拠点を確保、翌日からついにロンドン観光の始まりです。